【速報】京都市五条通 道路冠水!水道管破裂で大規模漏水、復旧見通し不明

2025-04-30
【速報】京都市五条通 道路冠水!水道管破裂で大規模漏水、復旧見通し不明
読売新聞

京都市下京区の五条通(国道1号)高倉交差点付近で、早朝に道路冠水の事態が発生しました。午前3時30分頃、通行人からの「道路に水があふれている」という通報を受け、現場に駆けつけた市上下水道局によると、1959年に敷設された直径30センチの鉄製水道管からの漏水が原因とみられています。

現場周辺およそ数百メートルの範囲が冠水し、一部の住宅では床下浸水も報告されています。現在、現場付近の道路は交通規制が行われており、大規模な渋滞が発生しています。JR京都駅から北に約1キロの地点での事態に、市民生活への影響が懸念されます。

水道管破裂の原因と状況

今回の水道管破裂は、1959年に敷設された老朽化した鉄製水道管が原因と推測されています。66年もの間、地中に埋設されていたため、老朽化が進み、今回の漏水につながったと考えられます。市上下水道局は、緊急対応チームを派遣し、漏水箇所の特定と応急処置に努めていますが、大規模な漏水のため、復旧作業は難航しており、現時点では復旧の見通しは立っていません。

交通規制と周辺住民への影響

五条通の一部区間では、交通規制が実施されており、周辺地域では大幅な遅延が発生しています。通勤や通学に利用する市民の足止めとなる状況が続いています。また、冠水により、近隣住民の生活にも影響が出ており、不安の声が上がっています。

今後の対応と注意喚起

市上下水道局は、引き続き漏水箇所の特定と復旧作業を急いでいます。復旧作業には、水道管の切断と新しい水道管への交換作業が必要となるため、時間と労力がかかると見られます。市民の皆様には、五条通を通行する際は、迂回路の利用を推奨します。また、今後の情報にも注意し、安全確保に努めてください。

今回の水道管破裂は、京都市のインフラの老朽化問題を改めて浮き彫りにする出来事となりました。今後、老朽化した水道管の更新や点検を強化し、同様の事態の再発防止に努める必要があります。

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