【速報】井岡一翔、マルティネスに判定負け…王座返り咲きはならず!激戦のスーパーフライ級世界戦
2025-05-11
産経新聞
11日、東京・大田区総合体育館で開催されたWBAスーパーフライ級タイトルマッチ。前王者・井岡一翔選手が、王者フェルナンド・マルティネス選手(アルゼンチン)に0-3で判定負けし、王座返り咲きはならず。会場を埋め尽くした観客の期待を裏切る結果となりました。
井岡選手は、昨年7月にマルティネス選手に王座を奪われて以来の再戦。過去3度の対戦でマルティネス選手を破り、その実力は誰もが認めるところでしたが、今回は苦戦を強いられました。序盤からマルティネス選手の攻撃に押され気味の井岡選手。しかし、その中でもダウンを奪うなど、意を決した反撃を見せました。
試合は12ラウンド制。井岡選手は、持ち前の堅実なボクシングスタイルでポイントを狙うも、マルティネス選手の積極的な攻撃と、より多くのパンチをクリーンヒットさせたことが評価され、最終的に判定負けという結果に。リングの上では、井岡選手は落胆の色を隠せない様子でした。
それでも、井岡選手は諦めない姿勢を見せています。「また必ず勝つ」と語り、再挑戦の意欲を表明。今回の敗戦をバネに、更なる成長を遂げ、再び王座に挑む姿に、ファンからの期待が集まっています。
マルティネス選手は、2度目の井岡選手との対戦を制し、王座防衛に成功。その実力を改めて証明しました。今後のスーパーフライ級戦線に、更なる注目が集まります。
今回の試合は、井岡選手の不屈の精神と、マルティネス選手の強さがぶつかり合う、激しい戦いとなりました。多くのファンがその手に汗握る展開に、興奮を覚えたことでしょう。