【衝撃】白菜1080円!? 驚愕の野菜高騰、3月も続くとの予測…消費者の「我慢」と小売店の工夫とは?(新潟)

2025-03-10
【衝撃】白菜1080円!? 驚愕の野菜高騰、3月も続くとの予測…消費者の「我慢」と小売店の工夫とは?(新潟)
NST新潟総合テレビ

食卓に欠かせない野菜の価格高騰が深刻化しています。特に白菜やキャベツの価格は、平年の2~3倍にまで上昇。新潟県を中心に、消費者の生活に大きな影響を与えています。今回は、この野菜高騰の現状と、消費者の反応、そして小売店が工夫していることについて詳しくお伝えします。

野菜高騰の背景

コメの高騰ばかりが注目されがちですが、実は野菜も深刻な状況です。北陸農政局の調査によると、白菜やキャベツの価格は平年の2倍から3倍に跳ね上がっています。この背景には、暖冬による生育不良、物流コストの上昇、肥料価格の高騰など、複合的な要因が考えられます。

消費者の声は?「高いけど…」

スーパーマーケットを取材すると、消費者は高騰する野菜価格に頭を悩ませている様子でした。「確かに高いけど、健康のために野菜は毎日食べたいから、我慢して買うしかない」という声や、「できるだけ安いスーパーを探して、特売品を狙うようにしている」という工夫も見られました。一方で、「どうしても買えなくなって、野菜を食べる量が減ってしまう」と、深刻な状況を訴える人もいました。

小売店の工夫

厳しい状況の中、小売店も様々な工夫を凝らしています。例えば、産地直送の野菜を積極的に取り入れたり、規格外の野菜を安く販売したりする取り組みがあります。また、消費者に合わせて、カット野菜や冷凍野菜のラインナップを充実させるスーパーも見られます。「価格高騰が続いている状況を打開するために、できる限りの対策を講じている」と、あるスーパーの担当者は語りました。

3月も高止まりの予測

残念ながら、この野菜高騰は一時的なものではなく、3月も平年よりも高い状態が続く見通しです。専門家は、「気候変動の影響や、国際的な情勢の変化など、様々な要因が絡み合っているため、短期間で価格が下がる可能性は低い」と指摘しています。

今後の対策

この状況を打開するためには、生産者の収入を安定させ、物流コストを削減するなど、多角的な対策が必要です。また、消費者は、旬の野菜や地元の野菜を選ぶことで、価格高騰の影響を緩和することができます。私たち一人ひとりが、野菜の重要性を認識し、持続可能な食料システムを構築していくことが求められています。

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