【痛ましい事故】JR南武線踏切で男性が電車にはねられ死亡…知的障害のある男性か、事故の真相に迫る
2025-03-08
読売新聞
JR南武線踏切で痛ましい事故発生、男性が電車にはねられ死亡
8日午後3時頃、東京都国立市谷保のJR南武線矢川―谷保間の踏切で、立川発川崎行きの快速電車(6両編成)が男性をはね、出血性ショックで死亡するという痛ましい事故が発生しました。警視庁立川署が捜査を進めています。
男性は知的障害のある入所者と特定か
事故に遭われた男性は、国立市内にある社会福祉施設の入所者である47歳の知的障害のある男性とみられています。警視庁立川署は、身元確認と事故の詳しい状況の解明を急いでいます。
ドライブ中に踏切に…事故発生までの経緯
同署幹部によると、事故当日、社会福祉施設の職員が、入所者数名を乗せて車でドライブをしていました。その際、2名が入電を見るために踏切の近くに停車。しかし、その直後、電車が通過し、悲劇的な事故に至ったと見られています。
遮断機下りた後も…男性は何を見ていたのか?
事故現場では、遮断機が下りた後も男性が踏切内に留まっていた可能性が指摘されています。一体、男性は何を見ていたのでしょうか?事故原因の究明に向け、警察は現場周辺の防犯カメラの映像などを分析し、状況を詳しく調べています。また、福祉施設の同行者への事情聴取も行われています。
再発防止に向けて
今回の事故を受け、JR東日本は、踏切事故の防止に向けた安全対策の強化を改めて表明しました。福祉施設に対しても、入所者の安全管理体制の見直しを要請しています。今回の事故を教訓に、二度とこのような痛ましい事故が起こらないよう、関係機関が一丸となって対策を進めていく必要があります。
今後の情報について
警視庁立川署による捜査状況、事故原因の特定、そして再発防止に向けた取り組みなど、今後の情報に注目してください。