杉の間伐材が織りなす未来!トヨタ車体、全木造超小型EV「COMS」が話題のテクノロジー展で展示
2025-05-21

レスポンス(Response.jp)
人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMAで、トヨタ車体が驚きの展示を行うことが発表されました。その目玉は、杉の間伐材を主成分とした木材プラスチック複合材「TABWD」を惜しみなく使用した、全木造の超小型BEV「COMS(コムス)」です。
5月21日よりパシフィコ横浜で開催されるこの展示会では、トヨタ車体は「COMS」を中心に、GX(Green Transformation)に貢献する最新技術を紹介。特に注目を集めているのが、持続可能な社会の実現に貢献する「TABWD」の活用です。
「TABWD」とは?
「TABWD」は、スギの間伐材を配合した、環境負荷の少ない樹脂素材です。従来のプラスチックに代わる素材として、自動車部品や内装材への応用が期待されています。間伐材を有効活用することで、森林の活性化にも貢献し、環境保全と資源の循環利用を両立する画期的な素材と言えるでしょう。
全木造EV「COMS」の魅力
「COMS」は、その名の通り、車体全体に「TABWD」を使用した超小型BEVです。木材ならではの温かみのあるデザインと、BEVならではの静かで環境に優しい走行性能が魅力です。都市部での短距離移動や、観光地での移動手段として、その活躍が期待されています。
この展示会では、「COMS」の実車展示に加え、「TABWD」の製造プロセスや技術に関する詳細な情報も公開される予定です。GX(Green Transformation)を推進するトヨタ車体の取り組みを、この機会にぜひご覧ください。
展示会情報
- 名称: 人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
- 開催期間: 2025年5月21日~23日
- 会場: パシフィコ横浜
- トヨタ車体ブース: 詳細後日発表
トヨタ車体の挑戦は、未来のモビリティ社会にどのような変化をもたらすでしょうか? 環境に配慮した技術と革新的なデザインが融合した「COMS」の登場は、自動車業界に新たな風を吹き込むかもしれません。