富士通テクノロジーパーク、90周年記念で大規模再開発!新たなイノベーション創出の拠点へ
2025-06-02

日本経済新聞
富士通テクノロジーパーク、90周年記念で大規模再開発プロジェクト開始!
富士通は、2025年6月に創立90周年を迎えるにあたり、川崎市との連携により、富士通テクノロジーパークの大規模再開発プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、単なる施設の更新ではなく、「Open Innovation & Technology Park」をコンセプトに、地域社会と富士通が共創し、未来を拓く革新的な拠点となることを目指しています。
「Open Innovation & Technology Park」とは?
従来のテクノロジーパークは、富士通の技術開発拠点としての役割が中心でしたが、今回の再開発では、その枠を超え、多様な企業、研究機関、そしてスタートアップが集い、互いに知識や技術を共有し、新たな価値を創造できるオープンなイノベーションの場として生まれ変わります。具体的には、以下の要素が盛り込まれています。
- 多様な企業との連携:富士通だけでなく、様々な分野の企業がオフィスや研究開発拠点を構え、共同でプロジェクトに取り組む機会を提供します。
- 研究機関との協創:大学や研究機関との連携を強化し、最先端の研究成果をビジネスに繋げるためのプラットフォームを構築します。
- スタートアップ支援:有望なスタートアップ企業に対し、オフィススペースの提供、資金調達支援、メンター制度などを通じて、成長をサポートします。
- 地域住民との交流:カフェやイベントスペースを設け、地域住民が気軽に立ち寄り、富士通の技術や研究に触れる機会を創出します。
川崎市との連携
今回の再開発プロジェクトは、川崎市の都市開発計画とも連携しており、地域経済の活性化にも貢献することが期待されています。富士通は、川崎市と協力し、テクノロジーパークを地域社会にとって魅力的な存在として、その価値を最大限に高めていく方針です。
90周年記念プロジェクトの一環
富士通の創立90周年は、過去の功績を振り返るだけでなく、未来への新たな飛躍を意味する節目となります。この再開発プロジェクトは、富士通が目指す「Open Innovation & Technology Park」の実現に向けた重要な一歩であり、今後も様々な取り組みを通じて、社会に貢献していくことを目指します。
今後の展望
再開発プロジェクトは、2025年6月の創立90周年を皮切りに、数年にわたって段階的に進められます。完成後、富士通テクノロジーパークは、日本を代表するイノベーション創出の拠点として、その存在感を高めていくことが期待されます。