富士通テクノロジーパーク、90周年記念で大胆変身!オープンイノベーション拠点へ再開発計画がスタート
2025-06-01

日経クロステック Active
富士通テクノロジーパークが新たな時代へ - 90周年記念の再開発プロジェクト開始
2025年6月、富士通は創立90周年を迎えます。この記念すべき節目に、川崎市との連携により、富士通テクノロジーパーク(FTP)の大規模再開発プロジェクトが正式にスタートしました。このプロジェクトは、「Open Innovation & Technology Park」をコンセプトに掲げ、富士通の未来と川崎市の発展を両輪で支える新たな拠点となることを目指しています。
「Open Innovation & Technology Park」とは?
従来のテクノロジーパークのイメージを覆し、FTPはオープンイノベーションを加速させるためのプラットフォームとして生まれ変わります。自治体、地域社会、そして多様な企業との連携を強化し、最先端技術の研究開発、スタートアップの育成、そして新たなビジネスモデルの創出を支援します。
再開発の具体的な内容
再開発プロジェクトでは、以下の要素が重視されています。
- 多様なニーズに対応するフレキシブルなオフィススペース:スタートアップから大企業まで、様々な規模の企業が利用できる、柔軟性のあるオフィス環境を提供します。
- 最先端の研究開発施設:AI、IoT、データサイエンスなど、将来を見据えた最先端技術の研究開発を推進するための設備を充実させます。
- 地域住民との交流を促進するコミュニティスペース:カフェ、イベントスペース、コワーキングスペースなどを設け、地域住民との交流を深め、地域活性化に貢献します。
- 持続可能な社会に貢献する環境配慮型設計:省エネルギー設計、再生可能エネルギーの導入、廃棄物削減など、環境負荷を低減する取り組みを積極的に行います。
富士通と川崎市の連携
本プロジェクトは、富士通と川崎市が互いの強みを活かし、地域社会に貢献するという共通の目標のもと、緊密に連携して進めていきます。富士通の技術力と川崎市の地域資源を組み合わせることで、より魅力的なオープンイノベーション拠点を実現します。
今後の展望
再開発プロジェクトの完了後、FTPは単なるオフィスビルではなく、地域社会と富士通を結びつける、創造性とイノベーションが生まれる活気あふれる場所となるでしょう。このプロジェクトを通じて、富士通はさらなる成長を遂げ、川崎市はより魅力的な都市へと発展していくことが期待されます。
発表日:2025年06月02日