幻のV8スポーツカー計画!ホンダが70年代に開発した、伝説のプロトタイプモデルを徹底解説

2025-06-11
幻のV8スポーツカー計画!ホンダが70年代に開発した、伝説のプロトタイプモデルを徹底解説
GQ JAPAN

1970年代、ホンダは高性能スポーツカー市場への参入を目指し、大胆な計画を進めていました。そのひとつが、V型8気筒エンジンを搭載した、まだ世に出たことのないスポーツカーのプロトタイプ開発です。今回、その幻のモデルのスケールモデルが公開され、その存在感と技術力に自動車ファンから大きな注目が集まっています。

スケールモデルの特徴的な点は、リトラクタブルライトの採用です。これは、当時のホンダの先進的なデザイン思想を反映しており、現代の車を見ても珍しい機構です。また、リアまわりのデザインは、初代プレリュードを彷彿とさせ、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。しかし、その魅力は外観だけではありません。

このプロトタイプが最も注目を集める理由は、搭載予定だったエンジンです。なんと、V型8気筒エンジンを搭載することになっていたのです!当時のホンダが、これほどの高性能エンジンを搭載したスポーツカーを開発していたという事実は、驚きとともに、ホンダの技術力と野望を物語っています。

このプロジェクトがなぜ日の目を見なかったのか、その理由は残念ながら明らかではありません。しかし、スケールモデルを通じて、私たちはホンダがかつて抱いていた高性能スポーツカーへの情熱を垣間見ることができます。もし、このプロトタイプが量産されていたら、自動車史は大きく変わっていたかもしれません。

ホンダのV8スポーツカー計画は、決して忘れ去られるべきではない、自動車史に残るエピソードです。スケールモデルは、その伝説を未来へと伝える貴重な遺産と言えるでしょう。この機会に、ホンダの過去の挑戦と、その技術力に思いを馳せてみてください。

関連情報:

おすすめ
おすすめ