スポーツ基本法改正、ついに成立!吉良議員が指摘する「スポーツ振興くじ」の位置づけと今後の課題

2025-06-27
スポーツ基本法改正、ついに成立!吉良議員が指摘する「スポーツ振興くじ」の位置づけと今後の課題
日本共産党

スポーツ基本法改正、ついに成立!誰もが安心してスポーツを楽しめる社会へ

通常国会で、スポーツ基本法改正案が日本共産党を含む賛成多数で成立しました。今回の改正は、誰もがスポーツに親しむ機会を確保し、スポーツ現場における体罰、盗撮、SNSでの誹謗中傷といった問題への対策を強化する重要なものです。

改正法では、国や地方公共団体に対し、これらの問題に対して必要な措置を講じることを義務付けています。これにより、スポーツがより安全で、誰もが安心して楽しめる環境が整備されることが期待されます。

吉良よし子議員の質疑:スポーツ振興くじの位置づけと予算拡充の必要性

参院文教科学委員会での質疑において、日本共産党の吉良よし子議員は、新たに定める「スポーツ振興のための資金等」に関して、基本法にスポーツ振興くじを位置付けるべきではないと主張しました。吉良議員は、スポーツ振興くじに頼るのではなく、文部科学省に対し、スポーツ予算の確保・拡充を強く求めました。

法案発議者の宮内秀樹衆院議員(自民党)は、「(資金の確保について)スポーツ振興くじといった特定の仕組みを規定するものではない」と答弁。しかし、持続可能なスポーツ振興のためには、安定した資金源の確保が不可欠です。

今後の課題:スポーツ予算の拡充とより良いスポーツ環境の実現に向けて

今回の法改正は、スポーツの現場における課題解決に向けた第一歩です。今後は、吉良議員が指摘するスポーツ予算の拡充や、スポーツ振興くじ以外の資金調達方法の検討など、具体的な施策の実行が求められます。

誰もが気軽にスポーツを楽しめる社会を実現するためには、法改正だけでなく、教育現場、地域社会、そして私たち一人ひとりの意識改革も重要です。今回の改正を機に、スポーツの価値を再認識し、より良いスポーツ環境の実現に向けて、積極的に取り組んでいきましょう。

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