【下関ボート】沢田尚也、劇的な道中逆転V!九州スポーツ杯で師匠・馬場徹師への愛弟子魂を燃やし尽くす

ボートレース下関にて開催された「九州スポーツ杯」の優勝戦が27日に行われ、波乱の展開끝に、2号艇の沢田尚也選手(26歳、滋賀県出身)が鮮やかな道中逆転勝利を飾りました!今年2回目の優勝、そして沢田選手にとって記念すべき7回目の優勝達成となります。
レース前には、師匠である馬場徹師の存在が、沢田選手の背中を押し続けていたことでしょう。その期待に応えるべく、沢田選手は渾身のレース展開を見せつけました。
レース展開:驚きの隊列と末永祐輝選手の猛攻
スタート前、準優戦と同様のチルトを3度も跳ねた6号艇の末永祐輝選手に対し、4号艇の徳増秀樹選手と5号艇の平山智加選手がマーク策に出るという、意表を突く隊列が組み合わされました(123/645)。カドが手に入った末永選手は、「行くしかない!」という決意で、0.05秒のトップスタートを切りました。内3艇を力強くまくり切る末永選手の猛攻は目を見張るものがありました。
沢田尚也選手の逆転劇:冷静さと集中力が生み出した奇跡
しかし、その勢いのまま逃げ切ることはできませんでした。有賀達也選手が食らいつき、レースは一気に混戦模様に。そんな中、沢田尚也選手は冷静さを失わず、絶妙なタイミングで加速。渾身の伸び脚で末永選手を抜き去り、劇的な道中逆転勝利を掴み取ったのです!観客席からは大きな歓声が沸き上がりました。
レース後、沢田選手は「(優勝後)まずは、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。そして、師匠(馬場徹師)には感謝しかありません。この勝利を師匠に捧げます!」と喜びを語りました。愛弟子魂を燃やし尽くした沢田尚也選手の姿は、多くの人々に感動を与えました。
今回の勝利は、沢田尚也選手にとって大きな自信につながることでしょう。今後の活躍にも期待が高まります!
【レース結果】
- 1着:2号艇 沢田尚也
- 2着:6号艇 末永祐輝
- 3着:4号艇 徳増秀樹